これからの交通社会を見据えた安全教育のスタイル
令和元年の第23回「交通大学」以来、コロナ禍の4年間ご無沙汰しておりましたが、このたび第24回の交通大学を開催することができましたこと、皆様とともに喜び合いたいと思います。
この空白の間に、多くの方から「交通大学はどうなった?」「是非開催して欲しい」などのご心配と励ましの言葉をいただき、今日に至りました。誠にありがとうございます。
岡山の地から全国に向けて20年余り、細々とではありましたが安全で快適な交通社会の実現のために、情報発信をし続けることができていたのは皆様のお力添えがあればこそと、改めて感謝申し上げます。と同時に、私どもの責任の重さを痛感しているところであります。
さて久々の交通大学ですが、コロナ禍中にも著しく変化する交通社会のあり様を見逃すことなく、時代の要請を念頭に置きつつ交通安全教育と向き合おうと考えました。
そこで今回の講座では、「外国籍の方への交通安全教育」、「発達障碍者の指導における留意点」、「交通手段の乏しい地域交通の改善」、そして「自転車におけるヘルメット着用の努力義務」をコアテーマに、解決すべき新たな課題を掘り下げながら問題提起をして行くことにいたしました。
各講座にはその道に造詣の深い方々を講師にお迎えし、コロナ禍後の新たな交通社会を展望していただきます。ご参集いただく皆様と共に学び、各自が考え、そして皆で明日からの理想的な交通社会の構築に向けてご尽力くださることを衷心よりお願いいたします。
外国籍の方への教習サポート
ーGlobalチームの取り組みについてー
浅田 克子 (八尾自動車教習所 安全推進部長)
発達障害と免許取得
諏訪 利明 (川崎医療福祉大学 医療福祉学部医療福祉学科 准教授)
岡山県内の公共交通の現状と課題
岡山県 県民生活部 県民生活交通課
具体的な取り組み事例紹介
久米南町 総務企画課
大地の花束
ー交通事故による突然の別れ、大地の部屋に残されていた花束は母親への誕生日プレゼントでしたー
渡邉 明弘 (愛媛県松山市在住 交通事故被害者遺族)